平成28年の県内の労働災害発生状況が公表されました。
平成28年は、死亡災害、休業災害の発生件数が、いずれも前年を上回りました。
依然として多くの尊い命が失われ、身体に障害を伴う重篤な災害等が繰り返し発生する状況が
続いています。
特に、死傷災害(死亡・休業4日以上)の発生件数は、1,332 人(前年比+47人、3.7%)で、
平成23年以来4年ぶりに、1,300 人を超えました。
なお、平成28 年の全国の死亡災害は、972 人(前年比4.5%減)、死傷災害(死亡・休業4日以上)
は、117,910 人(前年比1.4%増)でした。
厚労省では、「第12次労働災害防止計画(平成25~29年度)の最終年度となる今年度は、目標の
達成に向け、製造業や建設業、陸上貨物運送事業、第三次産業への対策や、死傷災害の2割以上を
占める転倒災害対策など、さまざまな対策に取り組んでいくことにしています。