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さんぽ宮崎メール・レター 2022/7 209号
★☆∞∞★☆∞∞★☆∞∞★ 宮崎産業保健総合支援センター ★☆
https://www.miyazakis.johas.go.jp/
■■■目次■■■■
はじめに
お知らせ
1.産業(医)保健研修会のご案内(7月~9月分)
2.治療と仕事の両立支援について
3.産業保健相談について
4.情報提供 ● 宮崎労働局からの情報
● 厚生労働省からの情報
● (独)労働者健康安全機構からの情報
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はじめに
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今年は7月に入るのを待たずに梅雨明けが宣言されましたが、記録的に長くなりそうな夏を迎え、熱中症の件数も記録的なものにならないか心配されるところです。
特に体が暑さに慣れていない今の時期は注意が必要ですが、みなさまの職場では、熱中症予防対策は万全でしょうか?
宮崎労働局の発表によりますと、平成21年から令和3年までの間に県内で発生した熱中症による労働災害(休業4日以上、死亡災害を含む)の件数は、7月が最も多く37件で、次いで8月が36件だそうです。猛暑日が多い8月の方が多くなりそうな印象がありますが、実際は7月の方が若干多いようです。
熱中症予防対策の中でも、「適切な水分・塩分補給」は特に重要ですが、熱中症対策として、どのような飲料水が適しているのでしょうか?
先月、当センターにおいて熱中症対策に関する産業(医)保健研修会を開催しましたが、その時の講師の話によりますと、「発汗量の多い作業」においては、日本体育協会が示している「運動時の塩分・糖分補給」の推奨値、【100ml中に、ナトリウム(塩分)40~80㎎、炭水化物(糖分)5g程度】 が一つの目安になるとのことでした。
この基準からしますと、水、麦茶、緑茶、コーヒーでは塩分補給が不十分で、しかも緑茶、コーヒーは利尿作用のあるカフェインを含むので、おすすめはできないとのことでした。
スポーツドリンクはこの基準を満たす商品が多く販売されていますが、一部に基準を満たさないもの(スポーツ時の疲労回復を目的とした商品など)もありますので、注意が必要です(ラベル等に記載された成分表でご確認ください。)。
ただ、これはあくまで「発汗量の多い作業」についての話で、事務職などあまり汗をかかない作業では、それほど塩分摂取に気を配る必要はなく、水、麦茶、緑茶、コーヒーによる水分摂取でも、特に問題はないとのことでした。しかし逆にスポーツドリンクは塩分・糖分を含むので、特に高血圧、糖尿病の症状がある方は注意が必要になります。
それぞれの職場によって、適した水分・塩分の補給を心がけていただき、無事にこの夏を乗り切りましょう。
熱中症予防対策の詳細についてはこちらを参考にしてください。
⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24043.html
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お知らせ
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1. 産業(医)保健研修会のご案内(7月~9月分)
・ 会場での研修会に当たっては、引き続き新型コロナウイルス感染予防対策へのご協力方よろしくお願いします。
①マスクの着用、②アルコールによる手指洗浄、③三密の回避、④検温
※ 新型コロナウイルス感染症のまん延状況により、研修会を中止する場合があります。ホームページ又は産保センターへのお電話にて必ずご確認頂きますようご協力をお願いします。
・ 一部研修会については、WEB配信(WEB研修)により実施します。
※会場での受講申込はこちら ⇒ https://www.miyazakis.johas.go.jp/applyindex/form/
※WEB研修受講申込はこちら ⇒ https://www.miyazakis.johas.go.jp/infotrain/page-5357/
【7月】
テーマ:企業における受動喫煙防止対策を効果的に進める
日 時:7月19日(火)19:00~21:00
場 所:串間市総合保健福祉センター(串間市大字西方9365-8) 定員25名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(3))・一般(事業主等)
講師名:江藤 敏治 相談員(産業医学)
テーマ:作業環境管理
日 時:7月20日(水)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(6))
講師名:鈴木 斎王 相談員(産業医学)
テーマ:作業環境測定と保護具~溶接作業を中心として~
日 時:7月21日(木)19:00~21:00
場 所:都城市北諸県郡医師会(都城市姫城町8—23) 定員25名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(6))・一般(事業主等)
講師名:下津 義博 相談員(労働衛生工学)
テーマ:有害化学物質取り扱いと保護具
日 時:7月28日(木)14:00~16:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:一般(事業主、保健師、看護師、労務管理担当者、衛生管理者等)
講師名:黒田 嘉紀 相談員(産業医学)
テーマ:事業場のゲートキーパー活動を支援するために
日 時:7月28日(木)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))
講師名:工藤 智徳 相談員(カウンセリング)
テーマ:職場でのアルコール依存症に対する対策
日 時:7月29日(金)14:00~16:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般(事業主等)
講師名:直野 慶子 相談員(メンタルヘルス)
【8月分】
テーマ:「Z世代」などの若年労働者への対応や支援について
日 時:8月3日(水)14:00~16:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:一般(事業主、保健師、看護師、労務管理担当者、衛生管理者等)
講師名:工藤 智徳 相談員(カウンセリング)
テーマ:職場のメンタルヘルスとストレスチェック制度
日 時:8月4日(木)14:00~16:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:直野 慶子 相談員(メンタルヘルス)
テーマ:パワハラを未然に防ぐコミュニケーションのあり方について
日 時:8月9日(火)13:30~15:30
場 所:延岡市職業訓練支援センター(延岡市土々呂町4丁目4390—1) 定員25名
対象者:一般(事業主、保健師、看護師、労務管理担当者、衛生管理者等)
テーマ:看護・介護現場における腰痛の予防と悪化防止
日 時:8月16日(火)19:00~21:00
場 所:串間市総合保健福祉センター(串間市大字西方9365-8) 定員25名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(7))・一般
講師名:江藤 敏治 相談員(産業医学)
テーマ:今日のうつ病の理解と対応
日 時:8月17日(水)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))
講師名:中村 究 相談員(メンタルヘルス)
テーマ:がん患者のメンタルヘルス
日 時:8月25日(木)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:船橋 英樹 相談員(メンタルヘルス)
【9月分】
テーマ:職場でみられるうつ病とその対応
日 時:9月1日(木)14:00~16:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:直野 慶子 相談員(メンタルヘルス)
テーマ:パワハラを未然に防ぐコミュニケーションのあり方について
日 時:9月6日(火)13:30~15:30
場 所:メインホテル1F会議室(都城市上町8―9) 定員10名
対象者:一般(事業主、保健師、看護師、労務管理担当者、衛生管理者等)
講師名:待木 美奈子 相談員(カウンセリング)
テーマ:ストレスチェックの効果的な活用法
日 時:9月7日(水)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:江藤 敏治 相談員(産業医学)
テーマ:腰痛・肩凝りを予防するための対策と対応
日 時:9月15日(木)14:00~16:00
場 所: WEB 定員30名
対象者:一般(事業主、保健師、看護師、労務管理担当者、衛生管理者等)
講師名:常盤 直孝 相談員(その他)
テーマ:職場における糖尿病対策
日 時:9月16日(金)19:00~21:00
場 所:都城市北諸県郡医師会(都城市姫城町8—23) 定員25名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(3))
講師名:中津留 邦展 相談員(産業医学)
テーマ:ストレスチェックの効果的な活用法
日 時:9月20日(火)19:00~21:00
場 所:串間市総合保健福祉センター(串間市大字西方9365-8) 定員25名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:江藤 敏治 相談員(産業医学)
テーマ:事例で学ぶ職場巡視のポイント
日 時:9月22日(木)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修実地(7))
講師名:谷山 ゆかり 相談員(産業医学)
テーマ:精神科医から見たメンタルヘルス連携の在り方(Ⅰ)
日 時:9月30日(金)19:00~21:00
場 所:宮崎県医師会館(宮崎市和知川原1丁目101) 定員35名
対象者:産業医(日医認定生涯研修専門(4))・一般
講師名:植田 勇人 相談員(メンタルヘルス)
2. 治療と仕事の両立支援について
以下の県内6つの医療機関に両立支援相談窓口を開設しています。復職に際しての調整や休職中の補償など専門の社会保険労務士、保健師がご相談をお受けいたします。
※ 新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、両立支援相談窓口開設を中止する場合があります。
★宮崎大学医学部附属病院 患者支援センター内相談室
開設は毎月第2木曜日9:30~11:30です。
7月14日(木)、8月10日(水)
電話:0985-85-1909
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
★県立宮崎病院患者支援センター内相談室
開設は毎月第4木曜日14:00~16:00です。
7月28日(木)、8月25日(木)
電話:0985-38-4107
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
★県立延岡病院患者支援センター内相談室
開設は毎月第3火曜日14:00~16:00です。
7月19日(火)、8月16日(火)
電話:0982-32-6181
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
★国立病院機構 都城医療センター内相談支援センター
開設は毎月第3木曜日9:30~11:30です。
7月21日(木)、8月18日(木)
電話:0120-411-329
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
★県立日南病院患者支援センター内相談室
開設は毎月第1木曜日9:30~11:30です。
8月4日(木)
電話:0987-23-3111
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
★串間市民病院地域連携室
開設は随時行っています。
電話:0987-72-1234
※当病院がかかりつけでなくてもご利用できます。
◎専用のホームページをご覧ください
⇒ https://www.miyazakis.johas.go.jp/support/content/
3. 産業保健相談について
当センターでは、産業保健に関する様々な問題について、随時、電話またはメール(※)等で相談に応じていますが、産業医学等に関する特に専門性の高い内容の相談については、特定の相談日に当センターの相談窓口に専門家を配置し、相談に応じています。7月から8月の専門家による相談日は次のとおりです(事前予約制)。
相談内容 (産業医学) 7月19日(火)13:30~15:30
8月16日(火)13:30~15:30
※メール相談の際の相談票 ⇒ https://www.miyazakis.johas.go.jp/sodan/form/
4. 情報提供
● 宮崎労働局からの情報
(1)宮崎県下における労働災害と労働者の健康の状況
(2)宮崎労働局各部室の業務に関するパンフレット・リーフレットを掲載しています。
・詳細はこちら ⇒↓
https://jsite.mhlw.go.jp/miyazaki-roudoukyoku/jirei_toukei/_120768.html
(3)各種助成金
(4)宮崎労働局ニュースについて
宮崎労働局並びに各労働基準監督署及び各公共職業安定所の活動について、国民の皆様へ、より広く、より身近に、お伝えするために『宮崎労働局ニュース(GOGO!宮崎労働局)』を発行していますので、是非、ご覧ください。
・詳細はこちら ⇒ https://jsite.mhlw.go.jp/miyazaki-roudoukyoku/content/contents/001187859.pdf
● 厚生労働省からの情報
(1)化学物質による労働災害防止のための新たな規制について
国内で輸入、製造、使用されている化学物質は数万種類にのぼり、その中には、危険性や有害性が不明な物質が多く含まれます。また、化学物質を原因とする労働災害(がん等の遅発性疾病を除く。)は年間450件程度で推移しており、がん等の遅発性疾病も後を絶たない状況にあります。これらを踏まえ、労働安全衛生規則等の一部を改正し、新たな化学物質規制の制度が導入されることになりました。
・詳細はこちら ⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25984.html
(2)化学物質管理(リスクアセスメント・ラベル・SDS)に関する相談窓口・訪問指導のご案内
厚生労働省の委託事業で、化学物質による労働者の健康障害を防止するため、化学物質を使用する際に実施することが求められているリスクアセスメント等、適正な化学物質管理に向けた取り組みについて、技術的な支援を受けることができます。
・詳細はこちら ⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000046255.html
(3)令和4年度「エイジフレンドリー補助金」の受付けを開始
エイジフレンドリー補助金は、働く高齢者を対象とした職場環境の改善に要した費用の一部を補助する制度です(なお全ての申請者に交付されるのではなく、審査のうえ、交付が決定されます)。令和4年度の申請期間は令和4年5月11日から同年10月末日までになりますので、是非ご活用ください。
・詳細はこちら ⇒ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html
● (独)労働者健康安全機構からの情報
(1)産業保健関係助成金についてのお知らせ
想定を上回る申請があったことから、令和3年度産業保健関係助成金につきましては、令和4年4月22日で受付を停止しています。
また令和4年度産業保健助成金の実施の可否について現在、厚生労働省において検討中ですが、検討の結果、実施しない場合もあり、また実施する場合においても、前年度までと比較し、受付可能な申請件数の大幅な縮小となる可能性がありますので、併せてご承知おきください。
・詳細はこちら ⇒ https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1251/Default.aspx
(2)令和4年度両立支援コーディネーター基礎研修開催のご案内
令和3年度に引き続きオンライン形式での開催が決定しました(計7回開催予定)。応募多数の場合は抽選を行いますので、受講を希望される方は募集期間内のご応募をお願いします。
・詳細はこちら ⇒ https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/2126/Default.aspx
(3)日本産業保健法学会第2回学術大会開催のお知らせ
日本産業保健法学会の第2回学術大会がオンラインにより開催されることとなりました。テーマは「精神障害の補償・賠償と法/テレワークの産業保健と法」です。
・詳細はこちら ⇒ https://jaohl2022.info/
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宮崎産業保健総合支援センター「地域窓口」、地域産業保健センターのご案内
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地域産業保健センターは、産業医の選任義務のない労働者数50人未満の事業所の事業者や従業員の皆様に対して、医師(登録産業医)又は保健師(登録保健師)による個別訪問指導や健康相談、健康診断実施後の意見聴取、長時間労働者の面接指導、また、高ストレス者の面接指導などの産業保健サービスを無料で行なっております。是非、ご活用ください。
※なお、詳しくは最寄りの地域産業保健センターもしくは宮崎産業保健総合支援センター(TEL 0985-62-2511)へお問い合わせください。
◆中部地域産業保健センター
〒880-0024 宮崎市祇園3丁目1番地
TEL(0985)71-1069
◎対象地域:宮崎市・西都市・児湯郡・東諸県郡
◆都城・西諸地域産業保健センター
〒885-0073 都城市姫城町8-23
TEL(0986)22-0754
◎対象地域:都城市・小林市・えびの市・北諸県郡・西諸県郡
◆県北地域産業保健センター
〒882-0856 延岡市出北6-1621
TEL(0982)26-6901
◎対象地域:延岡市・日向市・西臼杵郡・東臼杵郡
◆南那珂地域産業保健センター
〒887-0022 日南市上平野町1-1-17
TEL(0987)23-2951
◎対象地域:日南市・串間市
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♪♪当センターでは・・・♪
★産業保健に関する機器の貸出を無料で行っています。
是非ご利用下さい。(研修会・使用方法の学習での使用のみとなります)
★無料情報誌「産業保健21」を年4回発行しています
・講読ご希望の方はこちらから ↓
♪♪♪ ご意見、ご相談、ご質問などをお寄せください ♪♪♪
★産業医、産業看護職、労働衛生管理スタッフ、事業主、労務管理者等の皆様方からご意見・ご相談・ご質問を受け付けています。
★このメールは、配信専用アドレスからお送りしておりますので、このまま返信しても受付けできませんのでご注意願います。
★メールアドレスの変更、配信停止などにつきましては、 「お問合せメールフォーム」のご用件欄にご希望事項を記載の上、お送り下さい。
★ご意見、ご要望、お問合せ等につきましても、「お問い合せメールフォーム」にてお願いいたします。